▼ オーバーユースの怪我の予防
スポーツの怪我を予防する
通常、スポーツ現場でおこる怪我は思いがけない事故のように思われますが、
基本的なチェックで怪我を未然に防ぎ、怪我の確立を低くすることは可能です。
トレーナーや監督者が、普段から怪我を未然に防ぐよう、選手やその周りの全ての人間に注意を促し
選手が安全に競技できるような環境を保つことを常に考えていくことが重要です。
そして、怪我には急性な怪我と、使いすぎの怪我(またはオーバーユーズ)があります。
それぞれの怪我を予防する方法(チェック)を紹介したいと思います。
- 慢性の怪我(使いすぎの怪我)とは
オーバーユースの怪我とも呼ぶ。
何度もの小さい衝撃や負荷がある一定の場所に加わり起こる怪我のこと。
痛みはジワジワとひどくなっていく。
例・テニス肘・アキレス腱炎・疲労骨折・ジャンパーズニーなど
使いすぎの怪我(オーバーユース)を出来るだけ予防する方法
衝撃を防ぐ・できるだけ負荷を少なくする
例えば、以下のことをチェックしてみてください。
■痛みが足(脚)や膝。腰の痛みなどの場合
ランニングシューズ葉どんな状態ですか?
底の部分が磨り減っていませんか?
アーチはきちんと保護されていますか?
どれぐらいの期間使用していますか?
きちんと紐を結んでいますか?
サイズは合っていますか?
また、ランニングや、練習するグランドの表面は固すぎませんか?
練習時間は長すぎではありませんか?
■痛みが上半身(肩・腕など)の場合
テニスラケットのガットはゆるすぎたり、堅すぎたりしていませんか?
グリップは大きすぎたり小さすぎたりしませんか?
仕事などで、コンピューターなど、タイプする時間が多くありませんか?
野球や水泳、バレーボール等、腕を肩から高い位置に挙げる競技の場合、
間違ったフォームや練習のしすぎってことはありませんか?
これらをチェックして、思い当たることがあれば、改善してみてはいかがでしょうか。
急に練習方法を変えたり、急に負荷を増やさない
急に練習量が増えた。練習方法を変えた。
そんな日がしばらく続き、身体に痛みが・・・
なんてことは典型的なオーバーユースの怪我の原因なのです。
練習方法や量は徐々に上げるようにして、体を慣らすようにしましょう。
たとえ体ができたとしても負担の掛けすぎは怪我の元です。
新シーズンの初めや、新入生など、使いすぎの怪我が起こることが多いので、
練習量の調節や負荷の掛け方に注意しましょう。
「完全な休みの日」を作りましょう
毎日走らないと気がすまなかったり、
毎日ウエイトトレーニングしないと弱くなるような気がしてやらずには気がすまなかったり、
野球チームの投手が足りなかったり、勝ちたいために一人だけ続投の日が続いたり・・・
完全な休みの日はなかったり・・・
これもオーバーユースの怪我原因なのです。
毎日の継続したトレーニングも大切ですが、
長い目で見たとき、身体の事を考えて、思い切って休んでみてはいかがですか?
休むことは決して悪いことではありません。
身体を休ませることによって、
負荷のかかった部分を修復させたり、疲れた体も次の練習時には体が回復するので、
怪我予防だけでなく、良いコンディションを長期にわたって保つためにも
「休む」ことは大切です。
練習前後のウォーミングアップ・クールダウンをしっかりと行う
練習前に軽くジョグをして体を温め、ストレッチをし、
筋肉に「今から動きますよ」と信号を送りましょう。
練習後も、軽くジョグしてストレッチを充分に行い、
筋肉の内部に溜まった疲れの因子(乳酸)を取り除くように心がけましょう。
堅いままの筋肉や、疲れの溜まった筋肉は関節の可動範囲を十分に動かすことができません。
筋肉自体だけでなく靭帯・腱・関節等体の一部分に集中して負担がかるので怪我の原因になることがあります。
補強運動をする
競技だけの練習や筋力トレーニングだけでは大きな筋群が強かったり、
拮抗筋のバランスが偏りがちで怪我を起こすこともあります。
シーズンオフなどに違う競技をやって違う筋群を動かしてみたり、シーズン中もインナーマッスルなど小さな筋群を起こしてあげるためのチューブ運動やバランス感覚の運動など簡単で短時間で行えるなエクササイズを取り入れてみることも怪我防止につながります。
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