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▼ 怪我の予防

スポーツの怪我を予防する

通常、スポーツ現場でおこる怪我は思いがけない事故のように思われますが、
基本的なチェックで怪我を未然に防ぎ、怪我の確立を低くすることは可能です。

トレーナーや監督者が、普段から怪我を未然に防ぐよう、選手やその周りの全ての人間に注意を促し
選手が安全に競技できるような環境を保つことを常に考えていくことが重要です。

そして、怪我には急性な怪我と、使いすぎの怪我(またはオーバーユース)があります。
それぞれの怪我を予防する方法(チェック)を紹介したいと思います。

  • 急な怪我とは
    一回の大きな衝撃・負荷により起こるけがのこと。スポーツ外傷と呼ばれるときがある。
    例 骨折、打撲、捻挫など

急な怪我を出来るだけ予防する方法

プロテクターやサポーターなど安全なものを正しく使用する

ヘルメットや、ショルダーパットなど安全許可マークや
スポーツによって指定された安全許可マークの入ったものを使用する。
また、それらは安全マーク付きであっても、いつも必ず安全であるという保証はない。
破損や欠陥、老朽化がないか、使用前に必ず確認することが怪我を未然に防ぐことにつながる。

また、膝や肘のブレイスや、ギプスなど、金具や硬い部分が飛び出したままでのコンタクトプレーは
本人も含め、他のプレーヤーにとって非常に危険なので、クッションを付ける、他の物に変える、
コンタクトプレー以外の練習で使う、など工夫して本人や他のプレーへの配慮が大切です。

ヘルメットやショルダーパットをはじめ、プロテクターやシューズなど
製造元の指導にもとづき正しい装着方法を守りましょう!

安全なプレーの指導

バスケットのピポットやフットボールのタックル、テニスラケットの握り方など、
安全な基本方法を的確に指導し、それを身に付けさせることによって怪我を防ぐことができます。

競技場や練習場の整備

例えば、グランドやフィールドに危険な個所(デコボコ)や物が置かれていないか?
屋内の場合、雨漏りなどで床がぬれていないか?
サイドラインからベンチまでの距離は狭すぎないか?
ゴールポストなどに十分なクッションが付いているか?
レスリングのマットなどきちんと消毒洗浄されているか?
などなど・・・危険と思われるものはすべて取り除くか、修理をする。

夏季には、気温と湿度がどのような状態なのか調べることも
熱射病や日射病を防ぐために大変重要なことです。

練習開始前にアスレチックトレーナーが見回りをするなどして安全を確認するようにする。

また、こういった危険因子の情報は書類にして
アスレチックデパートメントや学校等へ報告し改善するようにしましょう。

練習時間の設定

夏の暑い時期など、昼間は気温が最高に達するので、
選手にかかる負担はかなり大きくなります。
熱射病や日射病になる確立がうんと上がり、集中力も低下するため
怪我の起こる可能性が上がる。

可能であれば、練習時間を朝か夕方に設定したり、休憩や水分補給の回数を増やしたり、
練習場を比較的涼しい場所に変更したりして工夫するようにしましょう。

十分なリハビリテーション & 体調・環境の変化

怪我からスポーツ現場に復帰する場合、急に他の選手達と同じメニューをこなすのではなく、
様子をみながら徐々に負担をあげていくようにする。

また、トレーナー(監督者)は、選手が完全に復帰できるかどうか、
そのスポーツに必要な動きや力が十分にあるかどうかを確認するための
各競技に動きに近いドリルなどを作り、  ※相手のいないものからはじめられる簡単なもの
完全復帰前のテスト期間をつくるようにする。

病み上がりの選手や、軽い体調不良の選手等、
体が万全でない場合は怪我をしてしまう場合が多いので、程度によっては完全に休ませるか、
トレーナー(監督者)が十分監視しながら練習させるか、別メニューを与えるなどする。

風邪薬や胃腸薬などの薬を飲んでいる選手も、練習中などトレーナー(監督者)が充分監視する。

シーズンの初めに全員の健康診断(スポーツ選手用の健康診断)を必ずして、
そのスポーツにふさわしい体調であるかどうかを医師によって判断してもらう。

長距離の移動などで時差があったり、気温の変化など予想される場合は、
できるだけ早めに現地入りし、その地域に体を慣れさせ体調のリズムを整えるようにするとよい

 

⇒ オーバーユース・使いすぎの怪我をできるだけ防ぐ方法

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