▼ スポーツの怪我と救命処置2
大量出血をしている場合
大量出血をしている場合は止血をします。
大き目のハンカチ、タオル、ハンカチあれば滅菌してあるガーゼなどを使い
出血している部分を強く押さえて圧迫します。
※骨が皮膚より出ていたり大出血で圧迫しても止まらないようであれば
患部より心臓に近い位置で止血帯をします。
包帯や伸縮包帯があるならガーゼなどの上から巻きます。
傷口を心臓より高い位置へもっていきます。
それでもとまらない場合はハンカチやガーゼをその上から当てて、(最初に巻いたガーゼや包帯などはそのままにしてはがさない。) 再度、包帯や伸縮包帯などで巻き、患部を心臓より高い位置にあげます。
それでもとまらない場合はプレッシャーポイントを押さえます。
骨に沿っている動脈で比較的からだの表面に近い動脈がプレッシャーポイントになります。
出血箇所が腕であれば肩と肘の中間あたりの内側を手で握って押さえます。出血が足であれば股関節、脚の付け根前面のくぼんでいる部分を手のひらの肉の厚い部分で押さえます。
頭部の怪我
頭部の怪我と分かっている場合は頭部を動かないように両手で固定して、選手の様子を観察します。
意識があるかないか、呼吸はあるかないか、(あれば呼吸の状態も)脈拍はあるかないか、
頭部、またはほかの部分からの出血や骨折、脱臼はないかをまず確認します。
意識がない場合、呼吸がない場合、脈がない場合は人工呼吸と、心マッサージを、
出血をしている場合は「スポーツ外傷:出血」を参照に処置してください。
また骨折している場合、脱臼をしている場合は「スポーツ外傷:脱臼・亜脱臼・骨折」の項目を参照にしてください。
意識がある場合は、たいてい呼吸と脈はありますが、意識がモウロウトしていたり、呼吸が乱れていたりします。
寝ている姿勢の場合は頭と首を固定したままで、起きている状態であれば頭を動かさないように指導し、
ほかに怪我はないか、出血、骨折、脱臼等はないかパッと観察します。
(選手に近づく際にもこれらを観察できますね)
フィールドに倒れている選手に近づき、意識、呼吸、脈の有無をパッと調べている時に、
まずは選手に声をかけましょう。
名前をよんで返事しますか?
簡単な質問(今日は何日?今どこにいる?どうしたの?私は誰?等)をしてみましょう。
ちゃんと答えられるでしょうか?
もし、これに答えられないようであったり、分からなかったり、意味のないまったく関係のない答えをするようであれば、すぐに救急車を呼び、救急病院へ搬送しましょう。
次に目の反応を確認します。
目をつぶっている場合、手をたたく音やつねった痛みなどに反応しますか?
瞳孔は両目とも同じ大きさで、光に反応して動くか?
(手で目を隠してから手を除けた時の反応←瞳孔が小さくなる)
これらに反応しなかったり異常であればすぐに救急車を呼び、救急病院へ搬送しましょう。
次に手足等が動くかどうか確認します。
もし、意識がなく、命令に反応できない場合、手足が反り返っていたり、手首や足首が曲がって内側に入ってしまっているようであれば緊急です。すぐに救急車を呼び、救急病院へ搬送しましょう。
意識があり、簡単な質問(手をグーパーしてください。足首が動くかどうか等)をしましょう。
もし、動くようであれば正常ですが、命令に従えない場合は、救急病院へ搬送しましょう。
意識はあり、しっかりしているが、しばらくして強い吐き気、嘔吐を繰り返す、激しい頭痛、ひどくなる頭痛、めまいがひどくなる等、症状がひどくなったり、長期にわたって続くようであれば、早急に医師の診察を受けましょう。
←前へ ( 2 / 2 )
| ▼ スポーツ外傷 (急激に起きた怪我) | ||
|---|---|---|
| スポーツ外傷の怪我別応急処置 2 3 4 | 急な怪我にはアイシング | |
| 傷の種類と応急処置 | アイシングの効果を上げる | |
| 切り傷の応急処置 | 怪我がおきたときまず確かめること 2 | |
| 刺し傷の応急処置 | スポーツの怪我と救命処置 2 | |
| すり傷の応急処置 | 人工呼吸と心マッサージ 2 | |
| 厄介な水ぶくれ(靴ずれ)とケア | ||
| ▼ スポーツ障害 (オーバーユース・使いすぎの怪我) | ||
| オーバーユースの怪我 使いすぎ症候群とは |
温熱治療と怪我の治療 |
|
| 部位別 オーバーユースの怪我の応急処置 【足・下腿】 【膝】 【腰】 【肩】 【肘・手首】 |
温熱治療の正しい使い方 | |
| スポーツの怪我の予防 | ||
| 急な怪我をできるだけ防ぐ方法 | 腰痛とストレッチング 腰痛の予防 | |
| オーバーユース・使いすぎの怪我を できるだけ防ぐ方法 |
肩のストレッチ(器具) (器具無し) | |





